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株式会社坂口製作所
【本 社】
〒557-0054
大阪府大阪市西成区千本中2丁目4番14号
TEL.06-6661-7007
FAX.06-6659-3030
 
【和歌山工場】
〒643-0521
和歌山県有田郡有田川町清水877-1
TEL.0737-25-1150
FAX.0737-25-1152
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溶接加工技術

国内最高クラスのアルミ、ステンレス溶接技術

 坂口製作所の一番の強みは、アルミとステンレスの溶接技術です。弊社和歌山工場にはJIS溶接資格
保有者が多数在籍していますが、一つの工場にこれだけの人数の資格保有者が在籍している工場は、
大企業を含めても国内で希少です。特にアルミ溶接に関しては過去全国競技会で複数回の上位入賞を果たしており、その技術力は折り紙つきです。

アルミ、ステンレスの溶接サンプル

AL版 溶接
AL版 溶接サンプル

 

ここがすごい!坂口製作所の溶接技術

アルミ・ステンレスの溶接資格保有者が多数在籍!

 ㈱坂口製作所和歌山工場には、アルミとステンレスの溶接資格
保有者が多数在籍しています。平成27年11月時点で、JIS Z 3811アルミ溶接技能者の資格保有者は24名(総資格数168)、
JIS Z 3821ステンレス溶接技能者の資格保有者は16名(総資格数43)となっています。これだけのアルミ、ステンレスの資格保有者が在籍する工場は全国的に見てもあまりありません。
また、溶接資格のみならず、浸透探傷など検査技術についても資格取得を進めています。
 

全国軽金属溶接技術競技会で複数回の上位入賞を達成!

 アルミ溶接の技術を競うコンクールとしては国内で最も長い
歴史を誇る「全国軽金属溶接技術競会(主催;一般社団法人軽金属溶接協会)において、株式会社坂口製作所はこれまで複数回の上位入賞を果たしています。特に第38回大会においては3種目中2種目で
弊社従業員が優勝を果たし、業界紙でも大きく取り上げられました。
 
㈱坂口製作所の入賞実績:
  平成18年 第32回大会 TIG中板部門/優秀賞
  平成19年 第33回大会 TIG固定管部門/優秀賞
  平成22年 第36回大会 TIG中板部門/優秀賞
  平成23年 第37回大会 TIG中板部門/準優勝
  平成24年   第38回大会 MIG中板部門/優勝、
             TIG中板の部/優勝
  平成25年 第39回大会 TIG固定管部門/優秀賞 
             MIG中板部門/優良賞
  平成28年 第42回大会 TIG中板部門/準優勝

軽金属溶接構造物製造工場M級認定取得

 ㈱坂口製作所和歌山工場は、一般社団法人軽金属溶接協会から、軽金属溶接構造物製造工場M級の認定を受けています(認定番号:M08017)。この認定は「品質管理及び安全衛生対策が適切に
行われ、設計・工作について充分信頼でき、検査についても適正な
体制がとられている工場」に与えられるもので、認定に際しては、溶接資格や検査資格数のみならず、安全管理や品質管理などについて
厳しい審査にパスしなければなりません。
この認定を受けた工場は、現在全国に9か所しか存在しません。

ステンレスの溶接コンテストでも上位入賞

 弊社の得意先様である株式会社四国化工機様が主催する
溶接技術コンクールは、ステンレスの溶接技能を競うコンテスト。
同大会においても弊社従業員は過去複数回の上位入賞を果たしています。
 
 ㈱四国化工機様主催 溶接技術コンクール入賞実績
  平成17年 第 2回大会 最優秀賞
  平成18年 第 3回大会 優秀賞
  平成26年 第11回大会 最優秀賞
  平成28年 第13回大会 最優秀賞

板厚3mmのアルミ溶接可能な抵抗溶接機も保有!

 コンデンサ式スポット溶接機(オリジン電気製、型式9A型(旧呼称7AS))も保有しています。本設備は電解コンデンサに充電した
エネルギーを瞬時に溶接トランスに放電し、大きな溶接電流を
流す構造のため、熱歪み、酸化の少ない美麗な溶接外観を得ることが可能です。また溶接強度のばらつきが小さく、「JIS規格」「MIL
規格」「車両規格」等を満足することができます。アルミ、鉄、黄銅、
ステンレスとも、板厚3.2mmまで溶接可能(※板厚は1枚の厚さを示します。板厚において厚さが違う場合は薄い方が基準になります)。
本設備にご興味のある方はぜひご連絡ください。
サンプル作成も承ります。
※なお、本設備の導入に際しては、平成25年度中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業の補助金を活用いたしました。
 

難燃性マグネシウム合金の溶接にも取り組んでいます!

 マグネシウムはその比重が鉄の1/4、アルミの2/3と実用合金中で最も軽い金属であり、軽量化の切り札として期待されているのですが、これまでは燃えやすい(発火温度が低い)という欠点がありました。
しかしながら最近、カルシウムを添加して発火温度を高めた難燃性マグネシウム合金が開発され、実用化・用途拡大の可能性が
高まっています。
 坂口製作所では難燃性マグネシウム合金であるAMX602に
ついて、各種溶接条件の調査を進めています。写真は板厚3mmのTIG溶接(下向き・突合せ)のビード外観ですが、表面(写真上)・
裏面(写真下)とも良好なレベルであることがご覧いただけると思います。

CMT溶接機を導入しました

 平成28年10月、CMT溶接機を2台導入しました。オーストリアのフローニアス社製の本設備は、溶接ワイヤの特殊な送給制御が
最大の特徴で、従来のMIG溶接機に比べ溶接時の入熱量を
ほぼ半減することができます。これにより、従来困難であった薄板の溶接が可能になりました。またステンレス溶接時に発生するスパッタも、本溶接機ではほとんど発生しません。さらにアルミとステンレス
など異材の溶接も可能です。詳細はこちらをご確認ください。
なお本設備導入に際しては、平成27年度補正ものづくり・商業・
サービス新展開補助金を活用しています。
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